わけあってロングバケーション、で南米バス旅へ

人生を半分終えて図らずもリセットをすることになりました。せっかくなので元気なうちにやりたいことをやりに行きます

まさにデスロード

 

さてさて

 

現在

 

マチュピチュの名前もいまいちわかんない

 

ホステルにいます

 

またホステルかいって?

 

いやいや

 

往復のバス代

 

三食付き

 

ホテル代込み

 

チケット代込み

 

入ってないのは

 

トイレ代

 

まず

 

バスで水力発電所まで行き

 

そこから二時間歩く

 

翌日

 

マチュピチュで朝日を見るから5時起き

 

というツアーでした、、、

 

プルマングループというところが主催して

 

ジミー爺さんは

 

いわゆるブローカー

 

 

8時に流暢な日本語で

 

行こう行こうと

 

でも

 

そんなときに限ってホテルは混んで来た

 

奥さんのマリールースに指示し

 

オレとチリ人カップルを連れ出す

 

集合場所の四つ角には

 

すでにミニバスが停まっている

 

俺だけ先に満杯のバスに詰め込まれ

 

スタート

 

ここから地獄のドライブが始まった

 

すぐさまガソリンを満タンにし

 

先にしておけよ、、、

 

さらにボディを揺さぶったり

 

前後に動いて

 

とにかく満タンにしたいみたい

 

ということは

 

それだけ走るってことだ

 

爺さん婆さんで満載のバスは

 

まずは2時間走り

 

のどかなレストランで休憩する

 

そこへ

 

ペルーレイルの汽車が通過する

 

そこからが大変

 

気がつくと

 

山肌をジグザグに通した道を

 

ひたすら駆け上がる

 

その高度

 

4000m

 

向こうの山は雪が見えている

 

高度のアップダウンと

 

ワインディングロードに

 

数人が気持ち悪くなっていた

 

ようやく

 

四時間近く走っただろうか?

 

高度は1300m

 

暑い、、、

 

バイキング形式のメシを

 

みんな皿にてんこ盛り

 

負けじとオレもてんこ盛り

 

約1時間の休憩ののち

 

今度は

 

エアコンの効かない車内で

 

窓を開けろ

 

埃が入るから閉めろ

 

と険悪な雰囲気に、、、

 

左手を見ると

 

断崖絶壁にはりつくように

 

道が走っている

 

崖からは落石の名残が多数

 

乾季でよかった、、、

 

心の底からそう思った

 

さらに

 

遅いバスを少しの隙間を見つけては

 

抜きにかかる

 

いやいや

 

ガードレールもない

 

こんな道で落ちたらどうすんの?

 

そうこうするうち

 

もう少しで降りるポイント

 

と思ったら

 

左後ろがパンク

 

若いドライバーはのそのそ交換を始める

 

思わず手伝ったよ

 

崖の道でパンクしてたらどうすんの?

 

冷や汗ものだよ

 

そして

 

予定より30分遅れで到着

 

管理事務所で記帳

 

ここから2時間歩くんだけど

 

お金がいくらかかかるらしい

 

年寄り連中はみんな汽車に向かう

 

え?

 

高いんじゃないの?

 

いまいちわからないまま

 

チケット購入に並ぶ

 

横入りされたり

 

かなりキレ気味のオレ

 

二度とマチュピチュなんか来ない

 

とぶつくさ呟く

 

何とかチケットを買い

 

コロンビア人の少し年配カップルとくつろぐ

 

70ドルだよ

 

往復で、、、

 

ようやく汽車に乗り込む

 

思わずビール飲んじゃった

 

汽車が走る横を

 

歩く人たちの姿が見える

 

これが

 

日本人にしか通じない

 

スタンドバイミーロードだ

 

そうそう

 

着いたらホテルにチェックインしなきゃと

 

ジミーの書いた契約書を見る

 

え?

 

ホテル名わかんない

 

あれ?

 

オレ

 

どこって聞いたよね?

 

書いてたよね?

 

書いてない

 

んー

 

しゃーない

 

着いたら最寄りのホテルに入って

 

もめちゃえ

 

と開き直る

 

ペルーレイルはスイッチバックしながら

 

のそのそと走る

 

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