トラブル続き、だけど楽しい
今回
まだ目的のマチュピチュに行けてないんだけど
アミーゴがたくさんできた
まず
同じバスの爺さん婆さん
広場でオレを見つけると駆け寄って来た
死ぬまでアミーゴだって
おいおい
すぐじゃねーかよ、、、
うそ、ごめん
さらに
オレの前に座っていた父子
名刺までもらった
で
今回サイコーのアミーゴたち
、、、
駅には
40分ほどでついた
ホームとホテルや売店が隣接してる
ものすごい山々に囲まれた小さな村だ
熱い水という名前の村は
いつしかマチュピチュ村に変えられている
着くやいなや
案内所が見つからないので
警察署へ入る
どこのホテルに行きたいんだ?
と聞かれたので
ホテル・アグアスカリエンテス
と言うと
呆れたような口調で答える
ここはみんなそうさ
そうだよね、、、
とか言いつつ
電話してくれたり
英語が話せそうな人を連れて来てくれたり
でも
ラチがあかず
広場に行けと
インフォメーションがあるからと
礼を言ってすぐそばの広場へ
いやいや
閉まってるし
5時までだよね
途方に暮れつつ
辺りの景色を撮っていると
まてよ
なんだかブローカーみたいな人たちが
ノート片手に片っ端から
声をかけている
客引きか?
聞いて見るか
と
声をかけるとプルマンは向こうだと
ははーん
見えてきた
クスコのブローカーはバスの手配
現地のブローカーは
宿と食事
チケットの手配
これだな
そう思いながら
親切そうなブローカーに再度声をかける
多分何とかって奴だと
連れて行ってくれた
ビンゴ!
ようやくホテルまでたどり着けそうだ
しばらく待っていると
数人の若い子たちも集まって来た
お互い挨拶すると
一人が英語と何故だか簡単な日本語がわかるので
君の通訳をするよ
と言ってくれた
そもそも
英語のガイドがつくと言われたのに
運転手兼ガイドは
スペイン語のみ、、、
おいおい、ジミー爺さん
話が違うじゃないかよ
でも
本当のトラブルはこんなもんじゃなかった
チリ人のコと
そのボリビアのコと
同じホテルに向かい
Wi-Fi繋げたり
充電しようとした矢先
ボン!
ショートした
みんなで割り勘し
ヒューズを戻してもらうも
電源が戻らず
結局
他の部屋に案内される
シャワーを浴び
スッキリして
色々と雑談してると
メシいこうだって
そうそう
晩飯もついてるの忘れてた
で
先ほどの広場に集合
いつのまにそんな会話になってたんだ
そうだ
明日の予定はどうなってるの?
って聞いたら
この後
あって説明するって言ってたっけ
どうやって?と思ってたんだ
メシをみんなで食うなら簡単だ
そこに
爺さん婆さん連中が
オレを見つけて
ハグして来た
おー
みんなで飯かー
そうだよね
同じバスだもんね
でも
なんだか揉めている
飯屋で?
なんでもいーよ?
そうじゃなかった
チリのコにこっち来いと手招きされて
みんなから少し離れると
こう言われた
明日のマチュピチュで朝日を見るチケット
買ってないんだって
オンラインで買ってたチリ人カップルだけ
朝日が観れるとのこと
え?
おれたちは?
昼からのチケット、、、
一番もめているのは
午後には飛行機でリマまで飛ぶ人
そりゃそうだ
みんな予定があるからね
そうだ
オレもだ
明日の午後1時の汽車のチケット買ってんだった
1時間はもめてたかな?
ボリビアのコがそこを離れ
どこかへ
すると
チケットをキャンセルできるかもしれないと
別のインフォメーションへ連れて行ってくれた
でも
そこではダメで
駅のチケット売り場でないとダメだそうだ
でも
すでに閉まってある
仕方ない
それも人生だ
それより
いい友達ができた
と言ったら
めっちゃ喜んでくれた
彼らは
晩飯を食いながら
ネットをつなぎ
手数料を取られるか
チケットがダメになるかは
わからないけど
24時間前だから
何とかしてみると言ってくれた
なんていい奴らなんだろ
意気投合し
飯の後
飲みに出る
チリ人カップルと
他のチリ人の若い子二人も合流
チリ人カップルは
実は旦那さんは警察官
めっちゃいい人の雰囲気漂い
ジミーのホテルから一緒だったんだけど
バスが違い
ここで再会
めっちゃマッチョなんだよ
奥さんはペルー人
若い子二人はスペイン語のみ
ボリビア人のコと
チリ人の子は
オハイオで知り合ったらしい
チリの子は今もオハイオに住んでいる
ボリビアのコは
明後日からラパスで仕事を探す前に
マチュピチュへ誘われたとか、、、
おんなじじゃん
くだんない話に花を咲かせ
時折
難しい話は通訳してくれる
ジェンガをしたり
カードゲームをしたり
気がつくと
村はあれだけの喧騒を忘れ
すっかり
静かになっていた